初めてのエルメス。ケリーバッグとの突然の出会い【Hermes Kelly】

こんにちは、ニューヨーク在住のイラストレーターChloe Takahashiです。

普段はインスタメインで活動していますが、これから海外生活、アート、ファッション、旅行等を中心に自分の好きなものを詰め込んで好き勝手に語るブログも始めることにしました!

インスタグラム(@chloetakahashi_illustrator)

 

初投稿は、それにふさわしいとも言える、エルメス・私のファーストケリーを購入した時のお話です。

 

ニューヨークはクリスマス一色

 

12月も半ば、私の住むニューヨーク・マンハッタンはどこもかしこもクリスマスデコレーションでキラキラ、一年で一番可愛いのです。

今日はエルメスでずっと欲しかったブレスレットを買いに、5番街まで散歩。

 

エルメスの前にSaks Fifthで少し買い物をして、その後カルティエに時計のベルトを交換しに行きました。

ダンディなおじさんがひとりで来店していたりして、奥さんにクリスマスプレゼントでも買うのかな~と思いつつ、なんだか幸せな気持ちに♪

 

あぁ、カルティエレッドとクリスマスのデコレーションが可愛すぎる・・(可愛すぎて後日イラストに描きました笑)

ここに住みたい。

 

ファーストエルメスを購入

 

そして本題です。62nd & Madison Avenueにあるエルメスに到着しました。

前に一度だけシェーヌダンクルのブレスレットを見にこのエルメスを訪問したのですが、その時に話したマダムが裏表のないサバサバした素敵な人で。あらかじめ彼女にメールして訪問を予約していたのです。

メールでは、「一回話した時の接客が素晴らしくて、是非あなたにまた会いたいと思いました!」みたいなことを言ったんですが、すごく感激してくれまして・・

店舗に着くなり彼女がいて、

「わざわざメールくれて本当にありがとう、待ってたよーー!!!」と歓迎してくれました。(顧客でもなんでもないほぼ一見さんの私なのにっ・・・!!)

「2020年はコロナで大変なことになって、エルメスは決して安いお買い物じゃないと思うけど、それでもお客様たちがメゾンに来てくれるのが本当に嬉しくて有難いのよ」 と言っていたのが印象的。

そしてお目当てのブレスレット(コリエドシアン)を見せてもらい、楽しくおしゃべりしながらサイズを確認して、Sサイズ(T2)をいただくことにしました!

 

エルメスでお買い物をすること自体が初めてだったので、この時点でもうテンションマックスだったのですが・・

 

お会計の時に、憧れのケリーのことがふっと頭によぎりまして。

 

また別記事を書きたいと思いますが、エルメスでいつかバッグを購入できるならば、絶対にケリー!!!!と漠然と思っていたのです。

 

ちょっと、というかかなりビビりながら、「ケリーって、やっぱりなかなか手に入らないんですよね・・?」と聞いてみたところ、

「・・・色によるわよ!何色が欲しいの?」とまさかのリアクションがっ!!

 

内心びっくりしすぎて舞い上がっていましたが、ここは冷静に、「ニュートラル(グレー・ブラウン・ベージュ)がいいです!サイズは特に決めていないです。←というかどんなサイズ展開か知らない」と返事。

そうすると、ちょっと奥で見てくるわね!と言うので待つこと数分・・。

 

「えーっと、まずゴールド & ゴールド、エトープ & ゴールド、クレ & ゴールド、アネモネ & ゴールド、ブラック & シルバー・・・」といきなり8個ぐらいレザーと金具のコンビネーションを羅列し始めた彼女。

「え!!(多すぎて全然覚えられない笑)そそんなにあるのか!!!」とかなりびっくりしました笑

 

「サイズは全て28!25はすぐにVIP顧客に渡ってしまうので、あなたは無理だと思って!(←やはり気持ちの良いサバサバマダム笑)、どれか一個しか見れないけど、一応第三希望まで教えて!」

と言ってくれたので、断然第一希望だったゴールド & ゴールド(内縫い)、あとはエトープ & ゴールド(外縫い)、ブラック & シルバー(忘れました・・)をリクエスト。

もう信じられなくて、嬉しさで自分もびっくりするほど震えながら、夢のような気分で待つ私。笑

エトープカラーとのご対面

 

そして箱を持って現れたマダム・・めちゃくちゃドキドキしながら出してくれるのを待つ。

 

 

出てきたのは第二希望のエトープ & ゴールドの外縫い、確かエプソンレザー?

だったんですが、なんだか・・しっくりこない!!!!

 

Hermes Kelly bag 28 Sellier Etoupe grey Epsom leather Gold hardware
※画像お借りしました

 

28の外縫いは私が持つとなんだか大きく見え、そしてカッチリしている上、ゴールド金具・グレージュなのでなんだかフォーマルに感じたんですよね。色味も肌がなんとなくくすんで見えた・・。

もちろんめちゃくちゃ素敵なんですが、私にはちょっとコンサバすぎる感じ。

 

なのでうーん・・素晴らしいんだけれど・・。という風な顔をしていたら、

「あら、やっぱりゴールドがいいんだね。じゃもう一度交渉してきてあげるね!!」と!!言ってまた下の階まで下りていきました。

 

 

運命の出会い?

 

 

そしてまた大きなオレンジの箱を持って現れたマダム。出てきたのが、こちら。

 

 

 

 

 

 

か、かわいぃぃぃ @_@

憧れだったゴールド×ゴールド、もう一瞬でビビーーッ!!!ときました。

さきほどの外縫いと違い内縫いなので大きさも、形も、色も、血筋のないトゴのしっとりした手触りも、非の打ちどころがないというか、文句なしに私の理想通りのケリー!

ゴールドの名の通り、後光が見えました。笑 圧巻の存在感と佇まい。

出てきて三秒で「これ頂きます。」と言っていました 笑

 

友達と一緒に来ていたんですが、なんだか夢のようで感動して、ウルウルしながらわーきゃーやっていたら、それを見ている店員さんも嬉しそう笑

 

ちょうどクリスマス前の?入荷日だったらしく、「あなたは本っ当に運がいい!!今日あるものはもう明日(日曜)が終わるころにはないわよ!」と言っていました。

そしてお会計が終わり、店員さんに見送られながら夢見心地でお店を出たのでした。

 

エルメス初訪問を終えて

 

そんなこんなで、私のファーストエルメスは本当に本当に思い出深い体験になりました。

ため息が出るような最高級のクラフトマンシップが詰まった、まさに身に付ける芸術品の数々はもちろん、エルメスを本当に愛していて、お客さんを喜ばせたいと思って働いているSAさん、上質なんだけれど気取りすぎていない空間、どれをとっても一流で、みなさんが虜になる気持ちが分かったような気がします。

 

こちらはブーケのプレゼントを行っていたブースの、素敵な女性です。

 

新卒で入った投資銀行を辞め、同期だった夫についてニューヨークに戻ってきてから、本当にやりたいことを探しながら毎日悩んで試行錯誤してきたこの1-2年。

2020年は本格的にイラストを始め、インスタグラム(@chloetakahashi_illustrator)のフォロワーさんもすごく増えて、初めて雑誌に掲載されたり、大企業のプロモーションイラストを任されたり、アパレルブランドとのコラボレーションも沢山やらせていただき、絵を仕事に出来る日がくるかも、と実感できた年になりました。そんな私の中での節目の年に、こんな素敵なお買い物ができてすごく感激です。

今日はなんだか胸がいっぱいなので、明日朝起きたら夫と一緒に開封しようと思います!

 

 

読んでくださりありがとうございました。それではまた。

 

Chloe Takahashi

 

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Chloe Takahashi
ニューヨーク在住のイラストレーター・女性経営者。元外銀IBD。Instagramフォロワー4.9万人、中国小紅書2万人。

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